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2011年06月26日

生きることの責任

生きることの責任

しょうがない、をいいわけにする人生を過ごさない。



JRAの競馬学校を辞めてしばらくした頃、

僕は当時の学校長に手紙を書いた。

全国に約600人の受験者がいて、最終審査を合格したのはたったの15名。

馬をみたことも触れたこともないこの僕が、

決して恵まれているとはいえない「甑島」という環境から

偶然にもそこへ導かれたのだった。

あれから10年の歳月が過ぎて、僕は再びこの島の住民として生きている。

それは、何事も無かったかのように今日のすべてが流れている。


でも、時々思うことがある。

あのときのように、

本当は今日まで導かれてきたんじゃないかって。


どんなに願っても、

別の誰かの人生を生きることなどできない。

他の誰でもない自分だけの時間なんだと気がついた。



あなたは今、何をいいわけにして生きていきますか?



僕は、甑島という環境をいいわけにしないと決めた日、

この島の未来のために何だって出来るような気がしました。



すべての必然は、偶然を装いやってくるのです。


僕は、これからもその日のために

コツコツと準備を続けようと思う。


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Posted by ヤマシタケンタ at 17:43│Comments(1)島に生きる
この記事へのコメント
先が見えない不安に襲われ、私自身に言い訳をするところでした。

今の自分ができることをコツコツと!

ありがとう、ヤマシタくん。
がんばれ、私。
Posted by ayako at 2013年04月06日 01:47
 
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    コメント(1)