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列島会議

2011年03月02日

最期の日

今日が最期の日になるかもしれない。



縁起でもないこというなよって

誰かに叱られてしまいそうだけれど、

本当にそういうことが起きてしまうのが

人生だから。



僕は今日を精一杯生きただろうか。

昨日までを精一杯生きてきただろうか。


ありがとうって、ごめんなさいって


素直に生きてきただろうか。

早朝4:30、看護士をしている母の緊急電話がなった。


友人の母が急死したんだー


僕はこの島で生き、

この島で最期の日を迎えたいと思っている。

17年前に死んだ同級生

7年前に死んだラグビー仲間。

昨年、往生した祖父。

僕は悲しくなんかない。

これっぽちも悲しくないかといえば嘘になるけれど、

彼らはきっとこの世界ではないところでも

必要とされている仲間だったんだと思うから。



生きているひとだけの世の中じゃないよ。

生きている人の中に、死んだひとも一緒に生きているから、

人間はやさしい気持ちを持つことができるのよ、

灰谷健次郎の小説「太陽の子」より


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Posted by ヤマシタケンタ at 08:51│Comments(2)島に生きる
この記事へのコメント
今までありがとう

あなたたちfamilyとであえて幸せを何度も感じることができました。
里大好きだよ

私は父を奄美で亡くしているから、できるなら最期は故郷でと考えるときもあるかな。
でも最愛なる人ができたなら、友にお墓まで仲良くと想ってる。

命は老いるもの。
命は老いるけど、こころは最期まで若くいてほしい。
自分自身に負けてもそれは宿命であり運命は自らの生命力=前向きな心でかえられるもの。

できるかぎり自分自身を大好きで人生をみんなが歩んでほしい

お互いに笑顔の人生をo(^-^)o
先日は覚悟をありがとうね☆
Posted by おくみぃ8sister at 2011年03月03日 20:48
共感。

本当、色んなこと考えさせられるなぁ。
響く。

二度と来ない今日という日
今日というこの一日を
百日のように生きたい


けんた、ありがとうね。
Posted by CHIGE at 2011年03月04日 12:29
 
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    コメント(2)