CHARITY NAE +
東北地方太平洋沖地震が発生してから早いもので約3ヶ月が過ぎた。
あの一瞬の出来事が、多くのものを失い、多くの命をも奪った。
遠く離れた東北地方へ
日本の片隅の小さな離島から想いを寄せる。
生き残った僕らに遺されたものは、何であるのか。
何も出来ない自問自答の日々。
日本の何かが大きく変わりつつある今、
僕にも、ひとりの日本人として何かのアクションが必要だった。
そして、幸運にもそれらを共にする仲間たちが
この島にいてくれた。
5月のゴールデンウィーク期間中に始まったチャリティー企画、カフェ。
そして、チャリティーライブ。
場所は、7年ほど前に惜しまれながら閉店した、お食事処「キャビン」
大雨の中にも関わらず、一日だけのオープンに
沢山の方々が駆けつけてくれました。本当にありがとうございました。
20万円近い寄付金・義援金も集まったけれど、
東北地方の復興支援を思うと、心が痛む。
これは、自分だけの自己満足なんじゃないかって、
時折不安にもなる。
現地に行き、何かチカラになりたいという気持ちも在るけれど
本当は、現実をみるのが恐くて行きたくないとも思ってしまう。
僕のすべても同じように失ってしまうんじゃないかって。
そんな弱気で、小さなチカラしか持ち得ない僕らに出来たことは
今、自分の周りにあるものを輝かせていくこと
悲しむよりも笑顔の時間をつくることなんじゃないかって。
カフェもライブもすべては、そういう時間に繋がっていたと思う。
深い悲しみを共有できたからこそ、本当の笑顔を僕はみた気がする。
笑顔って、深い悲しみや苦しみが一緒に在るから
とっても美しいんだと思う。
じいちゃんやばあちゃんたちの笑顔をみていてそう思った。
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