3.11
平成23年3月12日ー
22時頃シャワーを浴び、僕は遅めの夕食をとった。
しばらくのあいだ、テレビをつけて、ベットに横たわり、明日のことを考えた。
ー
いつもと変わらない日常が、こんなにも悲しくて
こんなにも幸せなことだと感じたことがこれまでにあっただろうか。
ー
東北地方での大地震を受けて
甑島の地から
今、自分にできることは何か。
少なくとも、この大地震の傍観者でいてはいけないと思っている。
私たちもこの災害の当事者の一員であり、
もしかすると、さまざまなカタチで被災者にもなり得るのだ。
目を背けることなく、この困難をどのように受け入れ
いつ、誰と、どのように乗り越えていくのか。
私たち一人ひとりが今、試されているのです。
被災地の方々を想うー
地震について記事を書くことさえ躊躇したけれど
残された私たちには相変わらず、生きていく責任がある。
日本は後退などしていない。
また、壊滅などしていない。
今一度生まれ変わることのできる
大きなチャンスを得た。
そう信じて、
前を向いていこうと思うんです。
テレビをつけると、
あまりにも無力で苦しくて逃げ出したいほどの
辛い現実があります。
その悲しみは、ここ甑島にも伝わっています。
しかし、
同時に、インターネットを通じて
日本各地や世界各地からの
情報発信や支援活動が行われていることも知りました。
世界はひとつ。万物は一体。
必ずどこかで繋がっています。おそらくそうなんだと思います。
僕は、東北の彼らと同じように
深い悲しみを背負って生きていくことは到底できませんが、
その心の痛みを想像することはできます。また、感じることもできます。
そして、それ以外のなんらかのアクションをとることも
とらないこともできるのです。
坂本龍馬の云った「せんたく」は、
あなたの未来の選択であるのかもしれませんね。
日本を今一度選択致し申候。
いまの自分には何ができるのか。
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