2011年06月17日
CHARITY NAE +
東北地方太平洋沖地震が発生してから早いもので約3ヶ月が過ぎた。
あの一瞬の出来事が、多くのものを失い、多くの命をも奪った。
遠く離れた東北地方へ
日本の片隅の小さな離島から想いを寄せる。
生き残った僕らに遺されたものは、何であるのか。
何も出来ない自問自答の日々。
日本の何かが大きく変わりつつある今、
僕にも、ひとりの日本人として何かのアクションが必要だった。
そして、幸運にもそれらを共にする仲間たちが
この島にいてくれた。
5月のゴールデンウィーク期間中に始まったチャリティー企画、カフェ。
そして、チャリティーライブ。
場所は、7年ほど前に惜しまれながら閉店した、お食事処「キャビン」
大雨の中にも関わらず、一日だけのオープンに
沢山の方々が駆けつけてくれました。本当にありがとうございました。
20万円近い寄付金・義援金も集まったけれど、
東北地方の復興支援を思うと、心が痛む。
これは、自分だけの自己満足なんじゃないかって、
時折不安にもなる。
現地に行き、何かチカラになりたいという気持ちも在るけれど
本当は、現実をみるのが恐くて行きたくないとも思ってしまう。
僕のすべても同じように失ってしまうんじゃないかって。
そんな弱気で、小さなチカラしか持ち得ない僕らに出来たことは
今、自分の周りにあるものを輝かせていくこと
悲しむよりも笑顔の時間をつくることなんじゃないかって。
カフェもライブもすべては、そういう時間に繋がっていたと思う。
深い悲しみを共有できたからこそ、本当の笑顔を僕はみた気がする。
笑顔って、深い悲しみや苦しみが一緒に在るから
とっても美しいんだと思う。
じいちゃんやばあちゃんたちの笑顔をみていてそう思った。
Posted by ヤマシタケンタ at 13:32│Comments(0)
│その他