立志式

ヤマシタケンタ

2012年03月02日 20:08



およそ1ヶ月ものあいだ放置していたブログをようやく更新できました。
なんとも忙しく?それとも、慌ただしく?有意義な毎日を過ごしています。

さて、先月の初めは福岡県・九州経済産業省にて開催された九州の離島〜魅力再発見〜で薩摩川内市のスピーカーとして山下商店のささやかな想いをお話しさせていただきました。その翌日は、高速船で下甑島の手打に渡り海陽中学校の立志式にお招きいただきました。その立志式というのは、今でいうところの成人式のことで、日本では奈良時代12〜14歳になるとひとりの成人として認められて様々な儀式が行われていたそうです。その男子の通過儀礼を元服(げんぷく)と呼ぶのですが、甑島では15歳の島立ちを前に志を立てる機会をつくろうということで「元服」改め「立志式」が行われています。

僕は、その立志式の記念講演の講師として・・・50分・・・送られて来た書類で先生とよばれて、はじめてコトの重大さに気がつきました!下甑だけに、コトーの重大さにです(笑)

11年前、中学生だった僕は里中学校の代表として海陽中学校の体育館で夢を話したことがありました。その夢とは日本一のJRAの騎手になることでした。そして今、その夢をあきらめ、自分の故郷へと帰ってきました。講演会では、これまでの11年間にあったことと、これからの僕の夢をお話しさせてもらいましたが、このお話をいただいたことは、まもなく新たな門出を迎えようとしている僕にとって、まるで偶然のような必然だったのかもしれないと今になって思います。

自分を諦めずに歩み続ければ、人生の巡り合わせというものは、
本当にあるのだと思えることができました。

講演するきっかけとなった本村先生、梶原さんには大変感謝しています。

そして、海陽中学校の生徒たち。彼ら、彼女たちの目の輝きに負けないように頑張って行こうと思いました。またどこかでみんなと再会できることを心から、楽しみにしています。本当にありがとうございました。

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